【卒業制作の使用事例】透明ガラスを使用したインスタレーション作品「バイアス」(2025)
こんにちは、広報担当のカガミショウコです。
今回は、「卒業制作応援プロジェクト」にご参加いただき、透明ガラスをご使用いただいた作品をご紹介します。
テーマは、人が無意識に持っているバイアス(偏見)。
同じ映像であっても、与えられる情報によって見え方が変わってしまうという現象を体感できるインスタレーション作品です。
作品を通して、自分自身の認識のあり方に気づかされるような、印象的な事例です。
ぜひご覧ください。
作品紹介
◆制作者
大阪芸術大学 黒松航太郎様
◆作品タイトル
「バイアス」(2025)
◆使用ガラス
透明ガラス(フロートガラス)厚さ5mm
◆作品について
高さ1800mm幅900mm厚み5mmの板ガラス2枚に喫煙に関するアンケート調査用紙を挟み、そこに「タバコを吸う直前の動作」をする人々の映像を投影した作品。
一方の板ガラスには非喫煙者へのアンケート用紙のみを挟み、もう一方には喫煙者へのアンケート用紙と喫煙銘柄の画像を挟んでいる。
投影される映像はあくまで「何かを探す動作」でしかないが、スクリーンに付与された属性により、鑑賞者は無意識に一方を「タバコを探す動作」と捉えてしまう。
投影される映像は全く同じであるにもかかわらず。
また、ガラスは映像を透過する。
よって映像はアンケート用紙に投影されたものと、透過され背後の壁に映るものに分かれる。
これは、鑑賞者がアンケート用紙と映像という断片的な情報でしか人物を見ることができないという表現でもある。
◆レビュー
私は以前より、板ガラスを用いた作品制作をしてきました。
卒業制作に際し、大規模の板ガラス作品を構想しました。
しかし、幅180mmにもなる大型の板ガラスとなると、その材料費は一学生にはかなりの重荷となります。
そんな折、同級生より株式会社コーワ様の卒業制作応援プロジェクトの存在を知り、応募させて頂きました。
10万円もの支援は大変ありがたく、微々たる自己出費で大型の板ガラスを4枚も入手することができました。
届いた板ガラスは大型であるにも関わらず傷一つなく、丁寧な梱包で感銘を受けました。
私の作品が板ガラスの形状が変わらないということもありますが、完成作品の梱包にも再利用できるほどでした。
担当者様の対応も迅速かつ丁寧で、こちらの拙い対応にも温かく対処してくださり、大変助けられました。
ガラスという素材が元来持つ冷たさ、神秘性はアクリルなどの透明素材では表現し得ない重みと説得力が出ると私は考えます。
大型の板ガラスという滅多に扱えない素材を扱うこのような機会を与えていただき、満足に扱えたことは大変よい経験となりました。
大変大変、お世話になりました。
作品ギャラリー







透明ガラスを使用した理由と特長
今回の作品では、ガラスの「透過性」を活かした表現が取り入れられています。
黒松様は、アクリルなどの透明素材では表現し得ない重みと説得力が出ると感じられ、透明ガラスをお選びいただいたそうです。
透明ガラス(フロートガラス)は、光や映像を通す性質を持ち、前面だけでなく背面にも像を映し出すことができます。
この特性により、視覚情報に奥行きや重なりを生み出すことが可能です。
今回作品においても、その特性が効果的に活かされています。
▶️透明ガラスの詳細はこちら
強度・サイズ面でのサポートについて
本作品では、1800mmという大型サイズの板ガラスをご使用いただきました。
卒業制作応援プロジェクトでは、このような大判サイズのガラスについてもご相談いただくことが可能です。
用途やサイズに応じたご提案や手配を行っておりますので、大型作品の制作をご検討の際も安心してご相談ください。
▶️お問い合わせはこちら

黒松航太郎様の作品は、ネコロボ事件簿「鏡とガラスの卒業制作展」でもご紹介しております。
ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
3つのビックリサービス「卒業制作応援プロジェクト」
今回は、卒業制作応援プロジェクトをご利用いただいた事例をご紹介いたしました。
コーワでは、学生の皆さまの作品制作をサポートする取り組みとして、「卒業制作応援プロジェクト」を実施しております。
そのほかにも、3つのビックリサービスとして、さまざまな取り組みをご用意しております。
・卒業制作応援プロジェクト
・オモシロヒックリ割
・インスタいいね♡1000チャレンジ
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ライター
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カガミショウコ
この仕事に関わってから、鏡やガラスの美しさ・魅力に夢中に! 「鏡やガラスって、こんなに面白い!」魅力を発信中。

















